Analog, Sound and Else 表紙タイトル

Vol.1
Sept. 10th '97

<アナログ回路> <音響> <いろんな話>の月刊雑誌

発行責任者:大塚 明

創刊しました!

 先月、0号で予告いたしました Analog,Sound and Else を創刊します。インターネット上で、紙メディアの発想、紙のメディアの手法を応用して「雑誌」を作ってみよう、という試みです。購読料は無料ですからご安心下さい。
 内容はタイトルの通り、広い意味でのアナログ技術やアナログ的思考をひとつの柱としています。さらに音楽、さかのぼって音そのものと、その技術面や社会的な背景も守備範囲です……となると結局、一応の中心線はありながら、内容は「何でもアリ」の総合誌と考えていただいても間違いはないでしょう。
 雑誌ですから、当然ながら責任者が必要です。その任には不肖私=大塚があたります。自分で原稿を書きながら編集・デザイン・発行も兼ねるなど、本来は大きなタブーなのですが(最近の出版界では当然のこと?)人材不足・資金困窮のおり、致し方ありません。
 資金といえば、この雑誌にスポンサーは付いていません。多分今後も付かないでしょう。下心の無い寄付やサポートはお受けしますが、世知辛い昨今、そんな奇特な人や会社は無いと思われます。そこで運営資金を捻出するために、私の工房からエフェクタ関係の「産地直送」ショップを設けました。「珍品堂アナログ店」がそれです。
 創刊号のライターは私と、長年の腐れ縁でつながった悪友です。しかし、将来もずっとこのメンバーでやっていくつもりはありません。単発でも連載でも、執筆をご希望の方はご相談下さい。一定の方向性をもち、正しい日本語が書けることだけが条件です。当面ギャラは出ませんけど。
 この雑誌がいつまで続くかは、私たちの努力にかかっています。そして、私たちの努力を支えて下さるのは読者諸氏の無言のご声援です。どうか末永く本誌をご愛読下さい。

1997年09月10日 ライター一同     



目次

各記事はかなりの長文です。紙の雑誌でいえば2ページから8ページ程度の分量があり、
しかもインターネットにありがちな、お飾り的グラフィックは使用していません。
そのため「文字」ばかり並ぶ画面もかなりあります。ご了承下さい。

★記事のアイコンをクリックすると、その記事にジャンプします★

History of Recording  第1回[ステレオ・スペクタクル!]
    初期ステレオ録音をめぐるあれやこれや
  ……小沢靖

虫返しコーナー  第1回[ホットな事件を斜めに見れば]
     やっぱし、世紀末なのだろうか?
  ……大塚明

Handmade Project 電脳版  [70年代サウンド+αのファズ:
     D-FUZの製作]

  ……大塚明

珍品堂アナログ店  「D−FUZ売ります!」
   新開店だよっ!

  ……珍品堂主人代理


●次号(第2号)は10月15日に発行の予定です

 本誌は紙の雑誌にきわめて近いポリシーで発行しているため、読者諸氏が書き込めるボードはありません。しかし、本誌全体あるいは各記事についてのご意見、ご感想、ご希望のお手紙は歓迎いたします。E-mailでも郵政省メイルでも結構です。個別の記事についてのご意見等は、お手紙の冒頭にその旨ご明記いただければ幸いです。必ず担当ライターに全文を伝えます。

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郵政省メイル:〒175 東京都板橋区徳丸3-15-13-505 大塚明


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